なぜ就活生は大企業を志望するのか

ビジネス

街中に就活生が増えてくると、また年をとったんだなぁと思うことが増えてきました。就活生にとっては今からが大変な時期なんでしょう。どの会社に行くのかはわからないですが、どんな仕事でも突き詰めればお金をもらう手段に過ぎないので、気楽に生きていってもらえばというのが個人的な意見です。

それは置いといて、企業に勤める人間であればほとんどの人が就活はしていたと思います。そして気づけば会社に入って何年、何十年と過ごしていることでしょう。幸いなのか、僕の周りには大企業で勤めている人が多いです。さすがに今は中小企業の人相手に話をしたりする機会の方が圧倒的に多くなってきています。でも、中小企業の人と大企業の人と接してきて、中小企業と大企業の違いが見えてきた気がします。

就活している人は、「できれば大企業に行きたい」と言う人が多いでしょう。というか自分が知っている企業、名前を聞いたことがある企業に行きたいという方が正しいかもしれません。

なぜ就活生は大企業に行きたがるのでしょうか。少し考えてみたいと思います。

大企業と中小企業の1番の違い

早速ですが、大企業と中小企業の1番の違いはなんでしょうか。当たり前ですが、大きな違いは会社の規模です。ちなみに大企業というのは特に定義があるわけではありません。中小企業については中小企業基本法によって、資本金、従業員で決められていますが、大企業というのは定義がありません。
逆に言えば、中小企業より資本金が多い、従業員が多い企業を大企業と呼ぶことが多いと思います。

また、一般的に大企業と呼ばれるところは以下のような特徴があると考えます。

・一部上場企業
・売上高が多い
・知名度が高い
・従業員が多い
・給料が高い
・福利厚生がしっかりしている
・休みがしっかりある

これらの企業が一般的に大企業として認知されている企業ではないでしょうか。なお、大企業の他に大手企業という呼び方もありますが、ほぼ同じような使い方だと思います。

就職活動をしていると合同説明会に参加することも多いと思いますが、合同説明会だと、大手企業は人気で多くの人が集まっているブースであることが多いです。就活生にとってはできれば大企業に入りたいと思う人も多いのではないでしょうか。

なぜ人は大企業を目指すのか

ではなぜ、就活生は大企業に入りたがるのでしょうか。

理由は大きく分けると以下の3つかと思います。

大企業の方が情報が多い

最初に情報の多さです。よく就活生に対して、「中小企業でも良いところはあるから、聞いたことのある会社だけでなく、いろんな企業を回るといいよ」というアドバイスをする大人がいます。その通りなんですが、所詮、就活生が知ることのできる情報なんて一部です。みなさんも社会人になって、友人たちから他の会社の話を聞いて、あの会社はそんなブラックなのかと感じた人もいるのではないでしょうか。

就活生が入手できる情報は、会社のHP、説明会での内容、(OBなどがいれば)従業員の話、あとはネットで流れる嘘か本当かよくわからない情報、(大企業であれば)就活四季報、インターン体験くらいでしょう。中小企業であれば、会社のHPや説明会での内容、あとは説明会や面接で出会う従業員の印象くらいでしか判断できません。正直、会社のHPや説明会レベルで実際に判断できるかと言えば無理です。いや、就活生からすると、HPや説明会で差を感じるかもしれないですが、実際に働き始めるとだいぶ違う場合が多いはずです。

また、中小企業は、ネット上に良くも悪くも情報は少ないです。そのため、調べられることも少なく、就活生からすれば良いのか悪いのかもわからない状態。もちろん悪い情報が多い企業は避けられるケースが多いですが、そもそも情報が少ない場合は、どうしてもその会社に入ることへの不安感が生じるので、避けたいと思うケースが増えてきます。

また、近年はインターンを行うケースが多く、選考にインターンを含めている企業も増えています。こちらもインターンレベルで会社のことなどわからないので、インターンで良い会社=働くのに良い会社というわけではないのですが、それでもインターンは大事な情報源になります。中小企業だとインターン自体をやっていない場合も多く、ここでも情報不足に陥りがちです。

何れにしても、大企業に比べると中小企業は情報量が少なく、入社への不安感が生じてしまうので、できれば大企業に行きたいと思うようになるでしょう。

大企業の方が給料がわかる

当たり前すぎるのですが、一般的に言えば大企業の方が給料・福利厚生が良いです。給料で言えば、入社1年目くらいはどこもそれほど変わらないと思います。でも何年も働くと次第に差が出てくるかと思います。あとは残業代であったり、ボーナスを含めるとかなり変わってくるかと思います。

先ほどの情報量で言えば、大企業の場合、就活四季報や就活用の業界地図などを見れば、大体の給料がわかります。これらの給料、実際は管理職を含むのか、一般職や現場職を含むのかなどでだいぶ給料には違いは出てくるので、そのまま受け入れてしまっていいものではないです。でも、ある程度の参考にはなるので、やっぱり重要な情報ですね。

 

当たり前ですが、こんな情報があるのは大企業だけです。中小企業では給料情報など載っていません。先ほどと同じですが、中小企業でも大企業クラスの給料がもらえる会社もあるでしょう。でもそれがどの会社なのかは就活生にはわかりません。会社選びにやりがいなどは重要ですが、お金はそれ以上にシビアな情報です。それがわかるかわからないかは会社選びの大きなポイントになりますね。

大企業の方が家族にもわかる

大企業の場合、名前がよく知られている会社の方が多く存在していると思います。もちろんBtoBだと業界では知られていても一般には知られていないこともありますが、それでも調べれば大きな会社だということはわかるでしょう。

就活生からすれば、名前が知られている大きな会社の方が家族にもわかってもらえて安心できるという要素があります。就活は家族にも影響が出るものなので、知名度がある方が良いのは間違いないでしょう。

ちなみに家族と書きましたが、友人や知り合いなどへの影響も同様かと思います。友人などに紹介するときに、知名度のある会社なのか、中小企業なのかは大きな違いでしょう。会社を紹介する際のわかりやすさという意味でも大企業の方が有利になってきますね。

 

就活生は大企業の方を目指す方がまずは良さげ

今まで見てきたように、就活生は大企業のほうに行きたいと思う人の方が多いです。実際に働き始めればまた別の面もあり、「こんなはずではなかった・・・」と思うことも出てくるかとは思います笑。ただ、それでも大企業の方が恵まれているのは間違いないでしょう。

中小企業で働いている人で天職を見つけている方もいるのはいます。それは間違いないですが、数でいえば少数なのが現状です。となると定年までその会社で働くかどうかは置いといて、まずは大企業を目指すというのが就活生の普通の姿にはなりそうですね。

最後に本音を

ちなみに最後に本音ベースで書きます。これ書くと周りから怒られそうですが、「中小企業でも良いところはある」という意見は、就活生は無視してしまって構いません。なぜなら実際は、良いところはほんの一部に限られており、大半は労働者にとってはブラックな会社だからです

大企業にもそういうブラックな会社はありますよ。でも中小企業に比べるとハズレくじを引く率が下がります。なので就活生はまずは大企業を目指す方がいいかなと思いますね。

 

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