圓楽師匠はいつまでも圓楽師匠なんだ

日常

歳を取ってくると小さい頃あった出来事を思い出して、「あぁ懐かしいなぁ」と感傷にふける機会も多くなってきます。若い人でも数年前の出来事を懐かしむことも多いでしょう。

今の若い人はテレビ離れが進んでいるようで、Youtubeはみてもテレビは見ない人が増えてきているようです。でも、テレビだっていまでも影響力は強く、昔ほどではなくても多くの人に見られている媒体ですね。

笑点は50年以上続く長寿番組

テレビ番組の中には昔から今までずっとやっている番組も多いです。昔から続く長寿番組の代表格が「笑点」でしょう。

日曜夕方になるとお馴染みの音楽とともに笑点をみる、そんな人もたくさんいるのではないでしょうか。

ちなみに笑点が始まったのは1966年!なんと50年以上続いています。世界で最も長く続いてる演芸番組としてギネス記録にも登録されているそうです。

笑点には過去に多くの落語家の方が出演されています。落語というと師匠と弟子の関係が存在します。多くの落語家はだれかの弟子になり、付き人として師匠のお世話をしながら、落語の腕を磨いて高座に出るというのを繰り返していきます。

そして、大御所の落語家となると、弟子も複数人いることが多く、一番弟子、二番弟子などたくさんの弟子を持つでしょう。

その中から育ってきた人が次の落語家として人気を得て、さらにその次へと継承していく。この繰り返しで引き継がれてきました。

先ほどの笑点でも、50年以上となるとずっと出演している人がいるのではなく、新しい落語家の人へと出演者が変わっていきます。笑点の場合、さらに司会者も引き継いでおり、現在の春風亭昇太師匠で6代目となります。

皆さんも子どもの頃、笑点を見たと思います。おそらく笑点の司会というと、その頃の方のイメージが強いのではないでしょうか。

三遊亭圓楽は誰を指すのか?

さて、そろそろ本題へ。私にとって笑点の司会といえば三遊亭圓楽師匠です。小さい頃から見ていた笑点の司会者は圓楽さんで、笑点=圓楽さんと言ってもいいでしょう。ちなみにここで私が言っている「圓楽」さんは、5代目圓楽さんのことです。こちらの司会の方です。

三遊亭圓楽(五代目) – 湯屋番

ここで5代目圓楽さんといったのは、落語界では名前を襲名していくことがあり、現在の圓楽さんは6代目となります。6代目圓楽さんは上の動画の時点では楽太郎さんです。
(ちなみに一応6代目は円楽と今の「円」を使っているそうです。それまでは旧字体の「圓」が正しかったみたいです。といっても昔も「円」を使って表記することもありましたが。)

ということでちょっとややこしいですが、同じ圓楽さんといっても複数名いるのです。

で、ここで問題になるのが、「圓楽さん」と呼んだ時に誰を指すのかという問題です。

一般的に圓楽さんと呼んだら、今の6代目圓楽さん(昔の楽太郎さん)を指すのが普通でしょう。そのため、昔の5代目圓楽さんのことを話すには「昔の圓楽さん」などと言わないといけないのだと思います。

襲名システムは昔の慣わしのため、いまも引き継いでいるとは思いますが、ややこしい名前の問題をはらんでいるわけです。

私にとって圓楽さんは圓楽さんなのだ

ということで、今圓楽さんという名を使うと6代目圓楽さんを指すのでしょう。

でも、私にとって圓楽さんは5代目圓楽さんです。なので、圓楽さんと言われれば、馬面をいじられて、それに怒って座布団をとったり、「ガハハハ」と大笑いして「バカだねぇ」と笑いながら司会をしているのが圓楽さんです。

正確には昔の圓楽さんと呼んだ方がいいのですが、それでも圓楽さんは圓楽さんなのです。昔の思い出がそうさせているのか、思い出補正があるのもしれないですが、これは譲れない。

だから何なの?と言われても特に何もないです。別に今の圓楽さんが嫌いとかでもないし、襲名システムを変えろというつもりもないですが、断固として圓楽さんは圓楽さんなんだということだけ伝えて終わりにします。

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