先ほど必死こいて送ったメールが英文とともに返信されてきました。複数人に送っているのですがどうやら全員分帰ってくるようです。しかも100人以上。ちょっと心折れているのでブログでも書きますね（笑）
新年早々、芸能界は騒がしいニュースが続いています。誰と誰が不倫していただの、誰と誰が結婚しただのがありまして、挙句の果てには国民的人気グループが解散するだのしないだの、騒いでいいますね。
人間というのはこういうどうでもいいような話題が大好きでして、私も色んなところでこんな話題を振りまくことが多いわけです。
さて、「でもホントにこんなことで騒いでいていいのか？」「もっと知るべきことがあるはずだ！」「海外ではこんなのは報道ではない！」みたいなことを感じたり、口に出したりする人も多いようで、もうちょい進むと、「これだからマスゴミが！」みたいな罵りも始まっていくような気がしています。
ゲスの極みはいったい誰なんだろう？
さて、こういった芸能界の話ってのは、話題にしやすいですよね。だって多くの人が知っている共通のことだし、それを話していても別に誰も周りの人が傷つくことはないし、難しい話ではないですし。
「株価がどうのこうの・・・」とか、「交付金がどうのこうの・・・」みたいな難しさはなく、それでいて、自分の意見も簡単に言うことができて、しかも一緒に話をしていても誰かが不快になることもまぁ少ないです。ちょっとした話題にはピッタリではあるんですよね。
そもそも人間って噂話が好きなので、「実は○○らしいよ」なんてちょっとした週刊誌あたりやワイドショーから仕入れたホントかどうかよくわからん情報も付け加えておけば、盛り上がること間違いなしです。
もうちょい加えると、誰と誰が不倫したとかどうとかいう話については、ちょっと社会で成功している人への妬み嫉みなんかも入ったりしているような気がします。
そのあたりはこちらも読んでいただくとして。
自分より上の人間が下に落ちることを喜ぶんじゃない。
で、そんな状況を見ているとふと思うこともあるんですよ。
ホントにゲスなのは誰なんだろう？
いやまぁ正直不倫してるのが良しとは思わないですけど、人の不倫でわーわー言うのって、けっこうゲスくない？という気もするんです。まぁ不倫だけでなく、解散するのか、しないのか、事務所が悪いだの、何某が一緒に事務所出ていかなくて残ったから悪いんだーだのを見てる人間もよっぽどゲスいような気がするんですよね。
ちなみに「お前はどうやねん！」という声もありそうですが、はい、私も例に違わず、ゲスい側の人間です。報道見ながらあーだこーだいう人間なのでやっぱりゲスい人間なんだなと改めて感じますよ。
“報道するマスコミが悪いんだ”論
また、「そんなこと報道しているマスコミが悪いんだー」、「もっと他に報道することあるだろー」みたいな声も聞こえてきそうです。
まぁそれも確かに一理あるかと思います。正直言えばもっと他にやった方がいい話だってあるし、長々と時間かけてやらんでもええんちゃうという気もします。
でもニュースってやつは人が知りたいと思う情報を取り上げるに決まっているし、正直言えば必死になってもっと取り上げるべきことを報道しても、結局、人はそれを見ていなかったりするんです。だって、ホントに取り上げるべきニュースってそんなに面白いものではないものだって多いですから。
それにテレビはともかく、新聞って結構細かいニュースまで取り上げてくれていて、その中には「おっ！よく取材しているな」と思うものもあります。でもそういうのってみんなの目には触れにくいし、ネットニュースにしても反応が薄いことが多いでしょう。
なんで結局、人の記憶からはなかったことになってたりするんですよね。
ゲスいことを認識しよう
結局、ニュースってのはそれを見る側・受け取る側がどう認識するか、という部分が大きいと思うんです。人って、「またマスコミがしょうもないことやっている！」と言いながら、それを楽しんでいるんです。気づいたらその話題で話していることなんて多々ありますし。しかも人の不幸話ってのは、人間という生き物は実は好物なんですよね。
自分も含めて人間ゲスイものって受け止めることって大事だと思います。
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