傘はまっすぐに持ちましょ!

日常

梅雨時期になると傘を持ち歩く機会が多くなります。で、そのたびに思うことがあります。

それが傘の持ち方について。

傘ってどうやって持つ?

さて、みなさん傘ってどうやって持ち運んでいますか?

柄のところを持って歩いていますよ、と思う方も多いかと思いますが、意外と危険な持ち方をしてる人も多いんです。

まだ柄を持って歩いている人はマシなんですけど、一番危険なのは、横持ちってやつです。

傘の柄ではなくて幹の部分を持っているとこの横持ちになりやすいです。

傘って結構な凶器なんですよ。だって先っぽが尖がっているものを持ち歩いているんですからね。それを横に持つってことは、槍を構えて持っているのに近いわけです。

しかも歩いているということはそれを前後に振り回す可能性があるんです。歩いているときって自然と腕を振るので、それで傘も前後に振られてしまって余計に危険なわけです。

特に小さい子どもにとっては凶器以外何物でもない

この傘の横持って、周囲の大人たちはまぁ危ないなぁくらいで、別にそんなに気にしないかもしれないですが、小さい子どもにとっては本当に凶器なんです。だって、傘が目の前に来ますからね。傘で突かれたら、失明する危険だって大きいですし、本当に危ないです。

よく歩きタバコは子どもにとっては目線の位置にあたるので、危険だという話がありますが、全く同じことが傘でも起こるわけです。

特に階段では要注意!

その中でも一番危険なのが階段。階段の場合、子どももそうですが、大人だって危ないと感じることも多いと思います。もし傘を横持ちにしていて階段を歩いていると、後ろの人に確実に迷惑になります。というか危険です。先ほども言ったように、凶器を持ち歩いているんですから。

しかも、一番厄介なのは、自分の目の前ってみんな気にするんですよ。自分の前の人に迷惑かけないことはあまり意識しなくても、自然と行えるのでそんなに問題じゃないです。怖いのは自分の後ろにいる人に対してです。

自分の後ろにいる人は、人がいると思っていない場合や、人がいてもそこまで意識できていない場合、あるいは人がいてそれがわかっていても、歩くときに気づけば手を振ってしまっている場合などがあります。

なので、傘が後ろの人に

普通の状態で傘を持とうとすると、やや後方に傾いたまま持つことになるんです。
で、今度はそれをもって歩いてみてください。
人間、歩こうとすると、手を自然と振ってしまいます。
ですので、特に意識していないと軽く手を振って歩くことになります。当然傘を持っている場合は傘も振ってしまっていることになります。

その結果、どうなるかというと、後ろの人に当たったり、あるいは突いてしまったりするんです。

意識していない人がほとんどなのかもしれないですが、けっこうな高さまで傘を振っている人、実は多いですよ。

で、解決策は?

ということで、この危険を避けるにはどうしたらいいでしょうか?

まずですが、横持ちをやめるということ。横持ちをやめるには、柄の上の方を持ったうえでまっすぐ持つ必要があります。ただ、これは意外と歩くときに、自然と手を振ると同時に傘を振ってしまう可能性もあるので、気づけば傘を振り回しているときもあります。

ではどうするかというと、1つは柄の部分ではなく、傘の中間を持とうとすること。傘の中心を持つようにすると、あんまり手を振っても傘が大きく振れなくなります。要するに柄の部分を持つとてこの原理で傘が振り回されやすくなるのですが、真ん中を持つと、それが小さくなります。あとは傘の先の部分が、柄の部分を持つときよりも短くなるので危険性も減るかと思います。

ただ、雨に濡れた傘であれば、わざわざ真ん中の濡れた部分を持つ人は少ないかと思います。ではどうするか。

一番いいのは、傘を自分の横で持つのではなく、自分の手前にくるようにすること。
イメージとしては自分の前で杖のように地面をたたくように持つことでしょうか。先ほども書いたように、人間自分の前にあるものは意識するけど、後ろにあるものは意識しないんです。なので、わざと自分の前に持つようにしてしまえば後ろは安全ですし、自然と邪魔にならないか、周りの人に迷惑かけていないか意識しますからね。

てなわけでいつ加害者になるかわからないですから、傘の持ち方には気を付けておきましょう。

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